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出てこい次世代!「札幌ADCコンペティション&アワード2010」をふりかえる!vol.5

道内から出品されたクリエイティブ作品を一堂に会し、「優れたアートディレクション」を審査の基準に作品を選出し、各賞を贈る「札幌ADCコンペティション&アワード」。10回目となる今年は、猛暑のなごりが感じられる9月18日(土)と19日(日)に開催。グランプリ・準クランプリは鎌田順也さん、新人賞は若岡伸也さんが獲得しました。2日にわたる公開審査のようすをレポートします。
 
vol.5
9/19 sun.
 

  • 1次審査で部門賞をノミネート
  • 1次審査は7人の審査員がそれぞれ色の違うシールを持ち、優れていると評価した作品にシールを貼っていきます。たくさんシールを獲得した作品が『札幌ADC年鑑』に掲載される入選作品として選出され、中でも高得票の作品が部門賞にノミネートされます。審査会場は部門ごとに分かれ、審査員は移動しながら審査を行います。一流のクリエイターがどんな作品を選ぶのか間近で見られ、自分が出品者ならスリルも味わえます。この日は蒸し暑く、審査員の方々は上着を脱いでの審査となりました。審査のスタイルは、はせがわさんと杉崎さん、秋山さんが直感的に素早くシールを貼っていくのに対し、新村さんと福岡さん、鎌田さん、岡田さんは熟考型といったところでしょうか。なかでも福岡さんの、気になる作品の前にじっとたたずむ姿が印象的でした。審査員のみなさんの興味をひいていたのが、りんご園のノベルティ風ぐるま。回すと青リンゴと赤リンゴに見えるデザインもさすが、それをちゃんと見抜く審査員のみなさんもさすがです。審査の段階では作者名は伏せられているので、「誰の作品だろう?」と会場の話題をさらっていました。
     
     
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    Text: Naomi Wakahara / photo: Kazuki Murata, Daisuke Takada, Manami Inoue, Ryo Ueda


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