クラブの概要
SAPPORO ADCは、北のクリエイティブシーンを
クリエイター自らが熱くしていく「クリエイターの課外活動」です。
さまざまなメディアやフィールドが加速度的にクロスオーバーしていく時代に今、私たちクリエイターは生きています。 従来型の狭い専門分野の枠を越えてクリエイティブという大きなくくりでさまざまなジャンルのクリエイターが集まり、自ら「知る機会」「もまれる機会」「きたえる機会」「発表する機会」をつくろう。そんな声が高まって、2001年、札幌アートディレクターズクラブは生まれました。クリエイターの放課後に、いろいろな人、作品、考え方に出会い、また、自らの作品を問うことで新たな可能性が広がっていくはず。 北のクリエイティブシーンを盛り上げていくのは私たちクリエイター自身です。
なぜ「クリエイターズクラブ」ではなく「アートディレクターズクラブ」なのか?
作品公開審査会を行い、優れた作品を年鑑という本にまとめようとするとき、「優れたとは何か」の軸が必要です。 クリエイターのつくる成果物は、プリントメディア、電波・映像メディア、デジタルメディアなどに展開され、多くの場合は、さまざまなジャンルのクリエイターたちの共同作業による複合的・総合的制作成果物といえます。 そこで、複数のクリエイティブ要素が相乗性をもって作品性を高めているか、関わるクリエイターたちが、統合作品としてのディレクション意識を共有し得ているのかを評価の基軸とすることとし、それを明快に示すため「アートディレクション」をキーワードとしました。 札幌アートディレクターズクラブの「アートディレクター」とは特定の専門職能をさすものではなく、「ディレクション意識を共有できるクリエイター全般」を意味します。
クリエイターが個人の資格で参加・運営する会員組織です。
札幌アートディレクターズクラブ(Sapporo ADC)は様々なジャンルのクリエイターが個人の資格で参加・運営する会員組織(非営利の任意団体)です。
クリエイター自身の制作者としての自己啓発や意識向上、レベルアップのために、互いに切磋琢磨し刺激を与えあう機会や場を創出します。
あくまでも「クリエイターとしてのクラブ活動」であることが、他の業界団体や職能団体との違いであり、したがって、基本的には実利的な会員特典や福利厚生制度、利益誘導型政治的アプローチなどの機能は持ちません。
クラブの独立性・中立性を維持するため、財源は主として会員による年会費収入をベースとしています。
年1回、作品公開審査会と年鑑の発行を行います。
年1回の作品公開審査会と授賞イベント(Sapporo ADC コンペティション&アワード)および年鑑の発行を主活動としています。作品公開審査会は年度のクリエイティブ成果を展示・発表する場としても機能させ、出品全作品を一般公開します。年鑑は「本」の形態に加え、映像作品・デジタルメディア作品を収録するため、CD-ROM添付の形態としています。
「全員参加のクラブ活動」を原則とし、すべての正会員はクラブの運営や活動に際して何らかの役割を持ち、従事する義務を負うものとしています。また、クラブ活動にあたっては会員のボランティアを原則としています。